療育手帳(愛の手帳)の判定区分と受けられる福祉サービス
(はばたきソーシャルワークス
療育手帳は、知的障害がある方たちが持っている手帳です(東京都の場合、愛の手帳)。
(gooニュース お子様の育てにくさを感じたら。 療育手帳で受けられる福祉の内容って?
https://news.goo.ne.jp/article/financialfield/life/financialfield-72354.html)
療育手帳を持っていると、上図のような様々な福祉サービスが受けられたり手当がもらえたりします。様々なメリットがあります。
自治体により障害等級の書き方は、A1~Ç、1度~4度など異なりますが、全員が持てるわけではなく判定を受けることになります。
判定の目安は、最重度はIQ20未満、重度が35未満、中度が50未満、軽度が70未満となっています。ただ、この数字は目安なので、都道府県によって異なります。判定基準が厳しいところもあれば、ゆるいところもあり、地域差があります。
知的障害の方が入所してくると、療育手帳を持っているケースがあります。その場合には、こういった優遇が得られるので、サービス管理責任者さんや管理者さんは、無駄な出費が出ないように、できるだけ優遇措置を使えるように支援をすることが大切になります。
障害基礎年金と障害厚生年金
(NPO法人 障害年金支援ネットワーク
https://www.syougainenkin-shien.com/amount_of_money2020)
障害年金は、障害基礎年金と障害厚生年金に分かれています。グループホームに入所してくる方で、障害厚生年金を受給している方はあまりいないです。基本的には、障害基礎年金だと思っていただけるといいと思います。
軽度から重度まであるうちの、重度寄りである1級・2級に該当すると障害基礎年金が出ます。1級だと年額約100万円、2級だと約80万円です。子供がいる場合は加算が付きます。
障害年金を利用している人もいれば、しない人もいます。ですが、以前は受給申請すると申請がすぐに通りましたが、近年ではなかなか通りにくい状況があります。