自立支援協議会とは?
(図:障害保健福祉研究情報システム
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/jiritsu-report-DB/db/19/165/report/report03.html)
障害福祉業界にいない方は聞いたこともないと思いますが、「自立支援協議会」というものがあります。
上図は、「自立支援協議会」の一般的な組織図です。
「自立支援協議会」とは何をしている組織なのでしょうか。下図のような役割があります。
(図:厚生労働省
「基幹相談支援センター」と「自立支援協議会」
障害福祉業界では「基幹」と言います。「自立支援協議会」と「基幹相談支援センター」の多くは併設しているか、同じ場所にあります。
(図:障害保健福祉研究情報システム
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n395/n395003_02.html)
全体像を見ると「自立支援協議会」と「基幹相談支援センター」の役割は、ほぼ同じです。
「自立支援協議会」「子ども部会」「地域生活移行部会」など、様々な部会があり、そこでその地域の支援のあり方や仕方などを議論したり、困難事例の相談を受けたりしています。
「基幹相談支援センター」は、地域の相談支援事業所に対して、こういう風にやりましょう等の指導(スーパービジョン)や研修をしています。また、すごく難しい事例の対応・自立支援協議会の事務局の運営・虐待防止の啓発なども行っています。
実際にグループホームの運営をしていくと、「基幹相談支援センター」から依頼がきたり、「自立支援協議会」の会長に挨拶に来るよう言われたりすることがあると思います。最初に営業で回る場合は、まず手始めに、「自立支援協議会」の会長のところに行くといいでしょう。
挨拶しに行くと、ここの相談支援員さんは優秀だから相談に行ってみなさい等、アドバイスをもらえます。「〇〇会長から紹介されてきました」と行くと、丁寧に対応してもらえるケースが多いです。ですので、まずは、「自立支援協議会」や「基幹相談支援センター」に挨拶に行くといいと思います。